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あしたのための「銀行学」入門 (PHPビジネス新書)
DATE : 2009-07-06-Mon  Trackback 0  Comment 2
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あしたのための「銀行学」入門 (PHPビジネス新書)

統計の読み方は別にしても、著者が言うように「銀行が返してもらえないリスクが高いと合理的に判断する理由があれば、それは貸し渋りにはなりません」(同書48ページ)、それが融資の真実です。“借入申込を行っていない”50%超の中には、借入申込をしようとしたが銀行(メインバンク)の担当者に説得されて、申込をやめた企業が相当含まれているとみるのが妥当でしょうね。
確かに、平成21年中小企業実態基本調査速報(要旨、7/8ページ上段)を見ても、メインバンクによる“借入申込の拒絶または減額”は、5.3%にとどまっています。いくつかの生保は金利リスクが原因で破綻。日本の銀行をとりまく現状と課題を、銀行・預金者・中小企業の三者の観点を交え、あくまで公平に記そうとしてるのかも?
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生命保険会社の場合も、金利リスクは非常に重要。細かい点を言えばちょっと違うな、と感じる箇所もあったそうですが、銀行員でない人間がここまで銀行業を把握したことについて、プロのコンサルタント(→著者はマッキンゼー出身のコンサルタント)の凄みを覚えましたし、入門図書として金融を志す学生にも読んでほしいなぁとも思いました。

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