金融の急所
世界の金融ビジネスの最前線に迫る!
石川銀行 破綻の航跡 (商品イメージ)
石川銀行 破綻の航跡
同支店は1994年以降、特別背任事件の不正融資先となる広告代理店など、関係を深めた複数の企業グループに巨額融資をつぎ込み、急速に体力を落としていく。融資常務会に関係した幹部行員らの陳述書を紹介しながら、“罪の所在”についても考察を加えている。金融当局の指導監督が強まる中、同行は第三者割当増資で多額の資本金をかき集めた。
株主らは「増資に応じれば融資に有利」「いつでも売却できる」との言葉を信じて株を引き受けたが、結局は紙くずと化した。石川銀行東京支店の不正融資の最大の問題がパシフィックアトラスと福島交通にあるのに、諸事情から警察がナショナルエンタープライズに絞った捜査を決定したことが書かれている。
「難破船」という連載記事タイトルの由来はル・クレジオなんだそうだが、だから何なのか?文学中年が自分の趣味の良さをひけらかしてでもいるんだろうか。 石川県を営業基盤とする第2地方銀行の石川銀行は2001年12月に経営破綻し、その後、元頭取らが不正融資疑惑による特別背任容疑で逮捕されましたよ。
行内には創業家2代目の頭取への絶対服従の空気が漂い、異論を挟む者は誰も現れなかった。内容的には大変面白い本ですが、1新聞記者が書いてる割には分かり難い表現の文章が多く、行間を読まさせられるのがしんどい、2本論と無関係な金沢を中心とした地元エピソードが過剰に盛り込まれており冗長、と言った点は今一なので、星は3つとしました。

page top

コメント

管理者にだけ表示を許可する
 

トラックバック
TB*URL
Copyright © 2005 金融の急所. all rights reserved.